2013年1月30日水曜日

SPA!のコラムで鴻上尚史氏は「廃部は自殺した生徒が望んでいたことではない」と

SPA!のコラムで鴻上尚史氏は「廃部は自殺した生徒が望んでいたことではない」と
書くが、そうでもないんじゃないかと思う。

もちろん、結論を一言で言うと「分からない」なのだけど。


でもね、

自殺した生徒は、自殺した後の事を想像して
「自殺が発端で廃部になったら?それはいやだけど」
なんて事を想いながら自殺したとは思えない。

鴻上氏も、~と思う。
私も、~と思う。

というだけの話だから、結局結論は「分からない」なのだろうが、

同じ部の生徒同士でも、仲間もいただろうし、
仲の悪いメンバーもいただろうし、
生徒同士のいじめの可能性もあっただろうし、


だから、私が、~と思う。というだけの話をすると、

教師の暴力に抗議しての自殺
自分は自殺するが生徒は部を継続して頑張って欲しい。
そんなことは考えていないだろうと思う。

ただただ、いやでいやでどうしようもなくて、逃げ場が無くて
暴力教師から逃げられなくて、他の教師にも逃げられなくて、
部の他にもいただろう教師にも、担任教師にも、教頭にも、校長にも、逃げ場はなくて
部の他の生徒、仲間に逃げようとしてもそこにも逃げ場はなくて、
部を辞めて他の部活に変わるといった逃げ場もなくて、
それが母親にも逃げられなく、父親にも逃げられなく
自殺してしまったのだろう。

上に上げた人々に責任があるのではといった話ではなく、
上に上げた人々に逃げられればよかったなと思うけど、
どこにも逃げ場が無くて自殺してしまったのだろうという話です。

悲しい。


鴻上氏は今回の問題は「なにか問題が発生すると即、全部無し!解散!」
という判断になっている。
それはよくない。と言いたいのだろうと思う。それは分かる。


しかし、今回の問題は「問題が発生したのでハイ!全部無し!解散!」
そう言う判断ではなかった思うんだ。
ちゃんといろいろ考えての判断だと感じるんだ。

その理由の一つに、つまり、暴力教師を擁護する発言を
生徒や親までも発言していることが象徴していると思う。

それらの人間も、暴力を起こした教師側だったと想像するんだ。
それは自殺してしまった生徒にとって辛い状況だったと思うんだ。

鴻上氏には「廃部は自殺した生徒が望んでいたことではない」と
考える理由を丁寧に教えて欲しかったな。

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